SL(steam locomotive) 

SLは、50年ほど前に台湾のサトウキビ工場で働らいていました。その後サトウキビ工場が閉鎖されるとともにSLも使われなくなり放置されました。1986年に第二の働き場所として野辺山のSLランドに来ることになったのです。

残念ながら日本では既存の蒸気ボイラーでの走行は認められなかったため、機関車後部に別の蒸気ボイラーを搭載するという改造を施すということにはなりましたが、立派に蒸気のドラフト音を響かせながら走行することができるようになりました。
このSLは、線路幅762ミリ(ナローゲージ)で、一周350メートルのエンドレス軌道を2両の客車をひいて野辺山高原の大地を走ります。

じつは、2000年秋〜2001年春に、富山の(株)三越様のご協力を得て、外装、内装及び足周り、制動装置、シリンダなどの改修を受け最近リニューアルデビューし、よりオリジナルに近い形になりました。

高原の空気を胸一杯吸って山野草をながめながら本物のSLに乗ってみてはいかがですか。

SLプロフィール

メーカー名 アングロフランコベルジ社(ベルギー)
通称 チュービッツ
型式 0−6−0 Cタンク蒸気機関車
公式重量 12.5トン(改修前)
外形寸法 (L)6260x(W)2010x(H)2882.5mm
軌間 767mm
弁装置 ステファンソン式
蒸気圧力 7kg/平方p(通常)、9.5kg/平方cm(最高)
略歴 1948年製造、台湾・台湾製糖社で運行開始
台中付近、港湾線でサトウキビ運搬に活躍
以後詳細不明


SL、DLご利用案内

乗車料金 大人(中学生以上):310円  小人(2歳以上):210円
運行時間 10時10分始発  30分ごとに運行  16時10分終列車
SLの運行 土、日、祭日、ゴールデンウィーク、7月20日から8月31日
DLの運行 上記以外の平日


DL(diesel locomotive)

DLは昔、木曽森林鉄道で木材運搬用として働いていたディーゼル機関車が2両と、某特殊鋼メーカーで働いていたディーゼル機関車が1両あります。
これらは、いずれも動くことができる状態で保存されていますが、現在、平日にSLと交代で運転しているディーゼル機関車は木曽118号(左上写真)と、某特殊鋼メーカーで働いていた143号(左下写真)です。
143号は、平成14年春、けいてつ協会とつりかけくらぶ様のご協力により復元され、木曽森林鉄道色に再塗装されました。こちらは酒井製のディーゼル機関車では最終型式らしいです。
他の1両(木曽60号)はただ今外装や内装の工事中ですので皆様にお目にかけることはできませんが、近いうちにきっときれいになり、みなさまにお目にかけることができると思います。


*大変申し訳ありませんが、木曽118号はただ今、ウォーターポンプ修理中のため営業運転はしておりません、近いうちに復活する予定ですが、今のところ予定はたっておりません。しばらくの間、平日は143号1両で運行しております。

DL1号(木曽118号)プロフィール

メーカー名 株式会社酒井工作所(現在の酒井重工株式会社)
メーカー型式 A型
通称 長野営林局118号
公称重量 5トン
外形寸法 (L)3500x(W)1390x(H)1980mm
軌間 762mm
最大牽引力 1660kg
ミッション 液体変速機
エンジン いすゞDA110型ディーゼル機関
直列6気筒 85馬力/2500r.p.m
略歴 昭和32年上松営林局に配置
昭和41年上松運輸所へ
昭和?年個人売却され現在に至る

DL2号(木曽60号)プロフィール

メーカー名 株式会社酒井工作所(現在の酒井重工株式会社)
メーカー型式 A型
通称 長野営林局60号
公称重量 4.1トン
外形寸法 (L)3500x(W)1380x(H)1800mm
軌間 762mm
最大牽引力 1660kg
ミッション 前後四段歯車段階選択動作式
エンジン 三菱セントラルKE21型ディーゼル機関
直列4気筒 62馬力/1500r.p.m
略歴 昭和11年ガソリン機関車として制作され林野局木曽支局に納入
昭和31年上松運輸所へ転属
昭和32年ディーゼル機関車に改装し大滝署所属となる
昭和50年個人売却され現在に至る

DL3号(143号)プロフィール

メーカー名 株式会社酒井工作所(現在の酒井重工株式会社)
メーカー型式 不明
通称 不明
公称重量 8.0トン
外形寸法 (L)4200x(W)1400x(H)2200mm
軌間 762mm
最大牽引力 不明
ミッション 液体変速機
エンジン いすゞDA640型ディーゼル機関
直列6気筒 130馬力/2500r.p.m
略歴 昭和39年某鉄工所に納入される
平成11年野辺山SLランドに売却され現在に至る


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